【第4話】40代・50代になっても訪問リハを続けられるか?20代後半の僕が感じた「体力仕事」のリアルな壁

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たれめPT
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訪問理学療法士の「たれめPT」です!

前回は「どれだけ休日を潰して勉強しても給料が上がらないジレンマ」と「自分の市場価値」についてお話ししました 。

病院から訪問リハビリへ転職し、目先のお給料や手取りはガツンと増えた僕ですが 、現場に出てしばらく経った頃、お金とはまた別の「身体で感じる大きな壁」に直面することになりました。

それが、「体力の壁」です。

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「20代後半の今でさえ1日の終わりにはヘトヘトなのに、これ……40代や50代になっても同じペースで続けられるのかな?(汗)」

今回は、僕が現場で冷や汗をかいたリアルな体験談と、「体力勝負の働き方」に対する切実な危機感についてお話しさせてください。

1. 「1日7〜8件」の訪問。猛暑も大雨も関係ない現場の過酷さ

僕が勤めている訪問看護ステーションでは、1日に平均7〜8件の訪問リハビリを担当しています。

病院勤務時代は、夏は涼しく冬は暖かい全天候型の快適な館内で働いていました。ですが、訪問リハビリの世界へ飛び出してみると、環境は180度違ったんです。

  • 真夏の猛暑: 汗だくで訪問車や自転車を走らせ、エアコンがあまり効いていないお部屋で汗を流しながらリハビリ介入。
  • 真冬の極寒・大雨: かじかむ手で車を運転し、雨で濡れた機材や荷物を抱えて利用者様のお宅へ伺う。

1日の訪問をすべて終えて事業所に戻る頃には、体力も集中力も使い果たし、HP(体力)はまさにゼロ状態……。

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「実はある日、次の訪問先へ向かおうとしていたのに、疲労のあまり無意識でカーナビに『自分の自宅の住所』を打ち込んでいて……ナビに『自宅へ案内します』と言われてハッと正気に戻ったこともあります(笑)」

そんな少し抜けた失敗はさておき、「体力あふれる20代後半の今でさえこれだけ削られているのに、10年後、20年後の自分は同じパフォーマンスを維持できるのだろうか?」という疑問が、頭から離れなくなってしまったんです。

2. 80kgの利用者様で腰を痛めかけたあの日

「体力仕事の限界」を確信した決定的な出来事は、ある日の訪問リハで起こりました。

その日は、体重が80kg近くある、ほぼ全介助が必要な利用者様の移乗介助に入っていたときのことです。足元の狭い室内でふっと体勢を崩しかけてしまい、倒れないようグッと全身に力を込めたその瞬間——

「あ、やばい。これ、本気で腰持っていかれる……!」

背筋にサーッと冷や汗が走りました 。幸い、その場はなんとか体勢を立て直すことができ、事なきを得たのですが……。

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「もしここで腰を激しく痛めて動けなくなってしまったら、明日からの仕事や生活はどうなってしまうんだろう……」

身体が資本の理学療法士にとって、万が一怪我や病気で動けなくなったとき、自分の身を守る保証がどれほどあるのかと考えたらゾッとしました。「若さと体力が続く前提の働き方」だけに依存するのは、あまりにもリスクが高いと身をもって痛感した瞬間でした。

3. 「不安」から逃げるのではなく、自分を守る「心のゆとり」へ変えていく

この日以来、僕は自分のキャリアと将来について真剣に向き合い直すことにしました。

もちろん、訪問リハビリの仕事自体は大好きですし、目の前の利用者様のお役に立てるやりがいは何物にも代えられません。

でもだからこそ、「体力が限界を迎えてから焦る」のではなく、元気な今のうちから「万が一のときでも自分や家族を守れる別の軸(資産やスキル)」を作っておく必要があると気づいたんです。

  • 本業の訪問PTを全力で大切にする
  • その一方で、体力を切り売りしない「資産形成(つみたてNISA)」「個人での発信(ブログ)」を少しずつ育てていく

「本業1本だけに人生を賭けない」という心の準備をしておくだけで、現場での焦りや将来への過度な不安はぐっと和らぎます。

まとめ:体力の限界を感じたからこそ見えた「次の一歩」

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「若さだけに頼った働き方には限界がある。でも、だからといって絶望する必要はなくて、今できる小さなお手入れを始めていけばいいんだ!」

「この働き方を何年も続けられるのかな…」という危機感は、自分が前を向いて歩き出すための「大切なシグナル」でした。

次回(第5話)は、危機感を覚えた僕が「よし、何か行動してみよう!」と思おうとしたものの……まさかの「やりたいことが何ひとつ見つからない問題」にぶつかって大混乱したお話をお届けします(笑)。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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