【第9話】「PTの平均年収430万円」の罠。20代後半の僕がネットの数字に惑わされなくなった理由

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たれめPT
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訪問理学療法士の「たれめPT」です!
前回(第8話)は、理学療法士の給料が上がりにくい制度上の理由(診療報酬・介護報酬の仕組み)についてお話ししました。

ネットやSNSで「理学療法士 年収」と検索してみると、「平均年収 約430万円」という数字をよく目にしますよね。

新卒当時の僕は、その数字を見て「へぇ〜!平均で430万円もらえるなら、ひとまず生活には困らなさそうだな!」と呑気に安心していました。

ですが、実際に20代後半として現場で経験を積み、自分の給与明細や同世代のリアルな声に向き合う中で、ある大きな「数字のカラクリ」に気づいてしまったのです。

  • 公的データ「平均年収430万円」に含まれるデータの落とし穴
  • 20代後半の若手PTが直面する「手取り額と昇給率」のリアル
  • 他人の平均ではなく「自分の現在地」を正しく知る大切さ

今回は、ネットの平均値に振り回されていた僕が、現実に目を向けて気づいた「数字の裏側」について分かりやすくお話しします!

1. ネットで見る「平均年収430万円」のカラクリとは?

厚生労働省の統計データなどでよく見かける「理学療法士(PT)の平均年収:約430万円」という数字。

一見すると「それなりに貰えているのでは?」と感じるかもしれません。ですが、この「平均値」には以下のようなカラクリが隠されています。

  • 平均年齢が「35歳〜40歳前後」のデータであること
  • 役職手当がついている管理職(ベテラン層)の給与も合算されていること
  • 残業代やボーナスがしっかり出る大規模病院や施設のデータも含まれていること

つまり、この「430万円」という数字は、役職に就いている40代・50代のベテラン層まで全て含めた「全体の平均」なのです。

決して「現場で働いている20代〜30代前半プレイヤーの平均値」ではないという点に、注意しなければいけません。

2. 20代後半の現場感:「手取り20万円前後」のリアル

では、実際に現場で働く20代後半の若手セラピストのリアルはどうかというと、額面で月25万円〜28万円前後、手取りに換算すると「月18万〜22万円程度」というケースが一般的です。

ボーナスを合わせても、実際の年収は300万円台半ば〜400万円手前におさまることが大半ではないでしょうか。

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「実は以前、自分の毎月の『手取り額』を12倍して『平均年収より100万円も低い…!』と一人で絶望したことがあります(笑)。 あとから『平均年収って税金が引かれる前の“額面”のことか!』と気づいて、自分の勘違いに冷や汗が出ました……」

そんな勘違いは置いておいて(笑)、実際に「手取り」で生活している僕たち若手にとって、税引き前の「額面平均430万円」という数字は、日々の生活感から離れて見えるのが本音です。

さらに現実的な問題として「昇給額の低さ」があります。

第1話でも触れた通り、毎年の昇給が「年間で数千円(月あたり千円台)」という職場も珍しくありません。

3. 「平均」に振り回されると、将来の計画を見誤ってしまう

「平均年収430万円あるから、このまま普通に働いていれば大丈夫だろう」と平均値を鵜呑みにしていると、30代・40代になった時に「あれ?思ったより給料が伸びないぞ…」と後から焦ることになります 。

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「『平均年収』って、なんだか見ているだけで安心できる材料のように思えますが、日々の生活や将来の選択肢を支えてくれるのは、ネットの平均ではなく『実際の自分の手取り額』なんですよね…… 」

大切なのは、国やネットが提示する「平均値」で安心することでも絶望することでもなく、「自分自身のリアルな現在地と、今後の推移」を直視することでした 。

4. まとめ:「平均」ではなく「自分の現在地」を知ることが最初の一歩!

公的データやネットの平均値に一喜一憂したり、安心しきってしまうのは少し危険です 。

ですが、この現実に気づけたことは、決してネガティブなことではありません!

「業界のリアルな数字はこうなんだ」と正確に把握できたからこそ、初めて「じゃあ、本業以外でどうやって自分の資産を守り、心のゆとり(選択肢)を作っていくか?」という前向きな次のアクションを考えられるようになります 。

たれめPT
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 「現実の数字と向き合うのは少し怖かったですが、自分の『現在地』がはっきり見えたことで、かえって視界がスッキリと開けました !

次回は、フェーズ1の締めくくりとして、この業界の構造限界を知った僕がたどり着いた『本業(訪問PT)×つみたて投資×ブログ』の掛け合わせ戦略(第10話)についてお話ししますね !」

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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