
訪問理学療法士の「たれめPT」です!
前回の初投稿を読んでくださった方、本当にありがとうございました。
前回の記事では、病院から訪問リハビリへ転職して手取りは増えたものの、体力的な将来の不安や副業での壁にぶつかったお話をさせていただきました。
ですが、僕が本当に「このままだとマズい……!」と恐ろしさを感じたのは、体力の負担や給与の数字そのものだけではありません。
一番怖かったのは、日々の忙しさに追われる中で、自分の思考が完全に止まってしまう「思考停止状態」でした。
今回は、20代後半の僕がなぜそこまで強い危機感を抱くようになったのか、現場で気づいた「3つの理由」についてわかりやすくお話ししますね。
1. 1日7〜8件の訪問。「バタバタと過ぎる日常」への満足感という罠
僕が勤めている事業所では、1日平均7〜8件の訪問リハビリをこなしています。
現場を車で駆け回り、利用者様と向き合って、書類を書いて……とやっていると、1日の終わりには体力も気力も使い果たしてヘトヘトになります。

「ふぅ〜、今日も1日しっかり頑張ったぞ〜!」
仕事を終えた直後は、なんとも言えない充実感や達成感があるんですよね。
でも、ある日ふと冷静になって自分を振り返ったとき、ちょっと冷や汗が出るような出来事があったんです。
なんとなく将来のことを考えていたとき、頭にこんな疑問が浮かびました。
「僕、ただ日々の『時間』と『体力』を切り売りしているだけで、自分の将来を支える資産やスキルは何ひとつ積み上がってなくない……!?」
「頑張って働いている=将来も安心」と思い込んでいたのですが、実は「目の前の忙しさ」で不安から目を背けていただけだったんだと気づきました。
2. 課長との面談で痛感した「自分の将来(ビジョン)」のなさ
実は、この「思考停止」への危機感を最初に強く突きつけられたのは、病院勤め(3年目)のときにあった課長との定期面談でした。
個別面談の席で、課長から優しくこう問いかけられたんです。

「たれめ君は、これからどんなPTになりたい?将来の専門分野やビジョンって何か考えてる?」
その瞬間、僕は頭が真っ白になってしまいました。
日々の業務をこなすことだけに必死で、自分の5年後・10年後のことなんて何ひとつ考えていなかったんです。
「あ、えっと……具体的にはまだ……」と、ただ苦笑いで言葉を濁すことしかできませんでした。
面談が終わったあと、自分の答えのなさにドッと冷や汗が出て、「僕、今まで『なんとなく』で働いていたんだ……このままだと本当にマズいかもしれない」という強い焦りが込み上げてきたのを今でも鮮明に覚えています。
さらに、周囲を見渡したときに気づいた「現実」がありました。
病院時代も今の訪問看護ステーションでも、素晴らしい先輩方がたくさんいます。技術も高く、利用者様からの信頼も厚い先輩方の姿は僕の憧れです。
ですが、面談での挫折を経て「5年後、10年後に僕がすごく成長できたとしても、たどり着くのはこの先輩方の立ち位置なんだよな……」と客観的に重ね合わせたとき、自分が求めている「身体的・金銭的なゆとりのある未来」とのギャップを強く感じてしまいました。
3. 「会社や資格がずっと守ってくれる」という勘違い
新卒の頃の僕は、どこかで「理学療法士という国家資格があるし、会社に所属していれば一生安泰だろう」と楽観的に考えていました。
ですが、医療や介護の業界は国の制度(診療報酬・介護報酬)に大きく影響を受けます。
どれだけ個人が努力して現場で感謝されても、国が決めた枠組み以上の給与を会社からいただくことには物理的な限界があります。
- 自分の体力という「期間限定のカード」だけに頼るリスク
- 1つの組織や国家資格の給与体系だけに人生のすべてを依存する危険さ
「自分の人生のレールを、会社に敷いてもらう前提でぼんやり歩いていたんだ」と気づいたとき、本当の意味での恐怖を感じました。
まとめ:焦りを「はじめの一歩」に変えていこう!

「ちょっと厳しいお話になっちゃいましたが、絶望して終わりではありませんよ!(笑)」
課長に何も答えられなかったあの日の悔しさや、自分の足元と現実をしっかり直視できたことは、僕にとって「思考停止」から抜け出すための大きな一歩でした。
現状に違和感を持てたからこそ、「本業(訪問PT)だけに頼らず、つみたて投資や個人での発信(ブログ)を組み合わせて自分の盾を作ろう!」という前向きな目標が見えてきたんです。
もし今、「毎日忙しいけれど、このままでいいのかな……」とモヤモヤしている方がいたら、それはあなたが自分の人生と真剣に向き合い始めた素敵なサインだと思います。
あせらず、僕と一緒に小さな一歩から整えていきましょうね!
次回は、【第3話】「勉強しても給料は上がらない?それでも僕が理学療法士としてスキルアップを諦めない理由」について書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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